特殊詐欺にご注意ください!
特殊詐欺とは
秋田県内の特殊詐欺の発生状況
特殊詐欺に対する対策
特殊詐欺の類型(手口)
関連リンク
1 特殊詐欺とは
特殊詐欺とは、電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みやその他の方法により、現金等をだまし取る犯罪の総称をいいます。
2 秋田県内の特殊詐欺の発生状況
令和元年中における特殊被害は、オレオレ詐欺9件、架空料金請求詐欺14件など計38件、被害総額は約2,279万円となっております。その中で高齢者(65歳以上)の被害が多くの割合を占めており、高齢になるにつれ注意が必要となります。
3 特殊詐欺に対する対策
不審な電話があった際は一度電話を切り、まず家族や警察に相談しましょう。
通帳やキャッシュカードを他人に渡さない、暗証番号を教えないようにしましょう。
防犯機能付き電話機の利用や留守番電話を設定して防ぎましょう。
自分は決してだまされないと思っている人ほど危険です。ニュース等で特殊詐欺の手口などに関心を向けて充分に注意しましょう。
4 特殊詐欺の類型(手口)
特殊詐欺は、「オレオレ詐欺」「架空料金請求詐欺」「還付金詐欺」など、いろいろな手口があり、その手口は全部で10類型に分けられます。手口や特徴を知って特殊詐欺の被害に遭わないようにしましょう。
『オレオレ詐欺』
親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『預貯金詐欺』
親族、警察官、銀行協会職員等を装い、あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要であるなどの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『架空料金請求詐欺』
未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『還付金詐欺』
税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る電子計算機使用詐欺事件又は詐欺事件をいいます。
『融資保証金詐欺』
実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『金融商品詐欺』
架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。これら金融商品に対して、購入意思のない被害者に名義貸しをさせた後、名義貸しをしたことによるトラブル解決名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)ものを含みます。
『ギャンブル詐欺』
不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『交際あっせん詐欺』
不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)ものをいいます。
『その他の特殊詐欺』
上記特殊詐欺の類型に該当しない特殊詐欺をいいます。
『キャッシュカード詐欺盗(窃盗)』
警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見るなどし、キャッシュカード等を窃取するものをいいます。
【関連リンク】
○秋田県警ホームページ(詐欺被害情報)
URL:https://www.police.pref.akita.lg.jp/kenkei/sp-fraud/
○「わたなべ教授のサギ抵抗力しんだ~ん」(詐欺抵抗力診断アプリ)
この「わたなべ教授のサギ抵抗力しんだ~ん」は、皆さんの認知タイプ(あなたがどのような考え方をする人か)を診断して、それによってどんな詐欺に遭いやすいかを調べ、特殊詐欺犯罪に備えるためのアプリです。
開発者:秋田県立大学 総合科学教育研究センター 渡部 諭 教授