不審電話があった場合の注意点と対応 |
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市役所・役場や社会保険庁などの職員が、以下の指示等をすることは絶対にありません。 ・金融機関のATMの操作を指示すること ・銀行口座の暗証番号を聞くこと ・健康保険証やキャッシュカードをお預かりすること ・フリーダイヤルに電話をかけ直すよう指示すること このような不審な電話があった場合は、即答せずに相手の身分(所属など)や氏名を確認し、広域連合もしくはお住まいの市役所・役場へお問い合わせください。 |
平成26年1月23日午前11時頃、秋田市後期高齢課職員を名乗る男性から、秋田市内在住の女性被保険者
(81歳)宅に電話があった。
医療費の還付金が2万円あると言われ、通帳がある銀行を聞かれたため、「〇〇銀行」と答えると、〇〇銀行の
職員から電話があると言われた。
すぐに、〇〇銀行職員を名乗る男性から電話があり、還付金受け取りのため、〇〇銀行に来てほしいと言われた。
〇〇銀行△支店に行くと言うと、そこでは振り込みができないため別のATM単独のキャッシュコーナーに行くよう
指示された。
その後、携帯電話番号を聞かれ、答えたため、ATMに着いた頃に携帯電話に電話がかかってきた。指示どおりに
操作していたが、振込ボタンを押下する際に、詐欺ではないかと疑問に思って躊躇していたところ、並んでいる男性
が「詐欺じゃないか。」と相手に聞こえるように声を上げたところ、電話が切れた。
振込作業は終了していなかったため、被害は発生しなかった。
【事例12:不審電話(由利本荘市、能代市)】
平成25年6月に市役所の職員を名乗る者から由利本荘市の女性に電話があり、
「医療費の還付金の通知を送付したが、提出期限が過ぎている。折り返しフリーダイアルに電話するように。」
と指示を受ける。
女性が電話をすると、ナカムラと名乗る者が身分証明書、通帳、キャッシュカード、ATM登録の有無などを確認し、
女性は保険証番号、住所、夫の氏名、携帯電話の番号を教えた。
女性が市役所に直接手続きに行くと伝えると、市役所ではなく、秋田市内から電話していると言われ、
電話は終わった。
他、同市で5件同様の電話が確認されており、能代市でも同様の電話が6件確認されている。
いずれも医療費の還付とフリーダイアルへの折り返し等が共通している。
【事例11:不審電話(大仙市)】
平成24年12月上旬に大仙市の男性宅に、市役所職員のイシカワを名乗る男から
「過払い金があるため返還の手続きをしてください。」との電話がありました。
約一週間後に、再びイシカワを名乗る男から電話があり、再度過払い金の返還手続きをするように
指示がありました。不審に思った男性が年金事務所・市役所に出向いて確認しましたが、
どちらにもイシカワという職員はいませんでした。