不審電話があった場合の注意点と対応 |
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市役所・役場や社会保険庁などの職員が、以下の指示等をすることは絶対にありません。 ・金融機関のATMの操作を指示すること ・銀行口座の暗証番号を聞くこと ・健康保険証やキャッシュカードをお預かりすること ・フリーダイヤルに電話をかけ直すよう指示すること このような不審な電話があった場合は、即答せずに相手の身分(所属など)や氏名を確認し、広域連合もしくはお住まいの市役所・役場へお問い合わせください。 |
平成29年3月10日(金)午前10時過ぎ、能代市内の被保険者(男性)宅へ、能代市役所保険課の田中と名乗る男性から電話があった。「高額療養費の還付の手続きをすればお金が戻る。青い封筒で書類を送っている。」と言われた。不審に思い、「還付金詐欺じゃないの。」と尋ねたところ、電話を切られた。
能代市役所に「保険課に男性の田中さん」がいるか問合せがあり、発覚した。今後も不審だと思う電話があったら連絡していただくようお願いした。
【事例33:不審電話(男鹿市)】
平成29年1月24日午後、男鹿市内の被保険者(80代女性)宅に市役所職員を名乗る者から電話があり、「医療費の還付金が19,769円あるが、年末調整が終わっていて市役所で受け取れないので、県庁で手続きをしてほしい」という内容だった。また、整理番号を伝えられ、050番へ電話するよう案内された。
電話をかけた職員がいないこと、該当する還付金が発生していないことを確認し、本人へ伝えた。
また、市役所でこのような電話をすることはなく、還付金詐欺であると思われるので、今後同様の電話がきても相手の指示に従わず、すぐに電話を切るよう助言した。警察にも相談するよう伝えたが、被害がないので相談はしないとのことだった。
平成28年12月21日午後1時頃、74歳の女性宅(能代市)へ、男性から電話があった。「ご主人の9月分の医療費から戻る分が、19,593円ある。手続きのため県庁へ来て欲しい」という内容だった。 「遠いので行けない」と答えたら、「それでは携帯電話の番号を教えてください」と言われ、「携帯電話は持っていない」と答えたところ、電話を切られた。
電話を受けた方のご主人は79歳(後期高齢の被保険者)であり、9月分の高額療養費として、678円を11月に既に支払っていることを伝えた。 平成28年12月2日午前11時30分頃、男鹿市内の被保険者(70代男性)宅に市役所職員ワタナベを名乗る男から電話があり、「医療費の還付金が23,100円あるが、手続きの期限が半年前に切れている。申請書をまた送る」という内容だった。
その後、秋田銀行職員を名乗る男から電話があり、名前を聞かれた被保険者が「はい」と答えたところ通話が切れた。
還付の手続きのために銀行から連絡させることはなく、特殊詐欺の可能性が高い旨を説明した。本人から警察署へ相談をするとのことであったため、連絡先を教えた。
事例26〜30はこちらを参照ください。
事例21〜25はこちらを参照ください。
事例16〜20はこちらを参照ください。
事例6〜10はこちらを参照ください。
事例1〜5はこちらを参照ください。